【はじめに】
岡山ガスは、1910(明治43)年に岡山の地で創業いたしました。現在、岡山市・倉敷市を中心に約12万件のお客さまに都市ガスをご利用いただいております。当社の使命は、天然ガスを始めとした環境にやさしいエネルギーの普及拡大を通じて、お客さまに快適な生活を提供することです。その使命を全うするため、私たちは365日・24時間体制で都市ガスの安定供給と保安の確保に努めています。決して華々しい仕事ではありませんが、地域の発展に貢献し、お客さまの生活を陰で支えるという点で、大変やりがいのある仕事だと思います。
【総合エネルギー企業として】
エネルギー政策面では「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」方針が国から示されており、その実現に向けた具体的な政策・制度議論が始まっています。先般示された第7次エネルギー基本計画原案では、「バランスのとれたS+3E の実現」がエネルギー政策の基本的視点として掲げられており、経済効率の向上と環境適合の両立を図る政策であることが大前提とされています。そうしたエネルギー政策のなかにあって、天然ガスは、カーボンニュートラル実現後においても重要なエネルギーであると位置づけられており、都市ガス事業に対する期待の高まりを示すものとして受け止めて良いと思います。岡山ガスは、今後も社会の動向や様々な変化に柔軟に対応しつつ、都市ガスの安定供給への要請に確実に応えいくとともに、PPA事業や電力小売事業、EV事業などの新規事業にも積極的にチャレンジし、総合エネルギー企業として地域の発展とカーボンニュートラル社会の実現に向けて取り組みを進めます。
【人材への投資について】
当社を取り巻く情勢は目まぐるしく変わっていくことと思います。そういった状況を乗り越えるには社員一人ひとりの柔軟で新しい発想が必要となります。社員が活き活きと働くことなくしてそのような発想を生むことはないとの思いから、オフィス環境を一新すべく新しい本社屋を2022年に建設しました。そこではフリーアドレス、ペーパーレスなど先進的な働き方の導入に加え、災害に強く、省エネ性・快適性にも優れたオフィス環境を実現することができました。その他の拠点においても本社屋と同様な環境を整備すべく順次改修を進めているところです。また、社員一人ひとりがデザイン思考を実践できるようになることを目的とし、全社を挙げてDXの推進に取り組んでいます。その一環として社員のアイデアや新しいビジネスプランを社内で募り、支援を行っています。
その他、ジョブローテーションやキャリア面談など社員一人ひとりのキャリアを見つめた自律的な人材の育成に資する取り組みを継続的に実施しています。
【最後に】
岡山ガスはいつの時代でも環境の変化に応じて変わり続けることを実践してきました。このことにより110余年の歴史を岡山の地で紡ぐことができています。今後も地域に貢献し、常にお客さまから喜ばれることを第一に考え、様々な取り組みを進めてまいります。「岡山がすき」な私たちに共感し、共に未来を創造する気概と情熱に溢れる皆さんのエントリーを心よりお待ちしております。
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