キッチンのお手入れ(ステンレス製シンク)

清潔で快適な台所を保つための掃除のポイントをご紹介します。

キッチンで最も厄介なのは油汚れですが、定期的なお手入れで洗剤なしでも簡単に取り除けます。環境にやさしく、肌の心配もありませんし、台所は常に清潔です。

 

◯ポイント
・汚れが凝固しないうちに
・使用後はすぐにお手入れを
・最後は乾いた布で拭き上げる

ふだん

使用後や気づいたときに、または毎日1 回と定めても問題ありません。汚れを溜めないようにする習慣を身につけることで、掃除はさらに簡単になります。台所用中性洗剤を含ませたスポンジで磨いて洗い流した後、最後に乾いた布で拭き上げます。

ていねい

汚れが目立ち始めたら、いつもよりもしっかりと。素材に応じた道具や洗剤を選んで、効果を最大限に引き出しましょう。

1. ステンレスの曇りは、水道水中の成分による水垢が原因なので、スポンジに専用クレンザーを塗って磨いてください。

 

2. 水拭きした後、最後に乾いた布で拭き上げます。

さらにていねい

手の届きにくい箇所や時間のかかる場所も、年に1~ 2度は家族全員で共に取り組みましょう。細部まで清潔に保つことで、日常的にキレイを保つ習慣も身に付きます。

 

【コーキングの黒ずみ】

1. シンクとカウンター、またはカウンターと壁の隙間には、水の浸入を防ぐためにシリコンシール剤が使用されています。この部分の黒ずみは、だいたいカビが原因です。割り箸に布を巻き付け、台所用の弱アルカリ性洗剤を染み込ませて、黒ずんだ箇所に塗ります。

 

2. しばらく置いた後、充分に水拭きして、最後に乾いた布で拭き上げます。

ステンレスをキレイに維持するポイント

【1. 塩素系漂白剤は避けましょう】

シンクに薄めた液を流す程度では問題ありませんが、食器や布巾を漂白する際に、シンクに薄め液をためて長時間浸け置きすると、さびの発生原因になります。

 

【2. 塩分も避けましょう】

塩や醤油に含まれる塩分も、さびの原因となります。こぼした場合は、すぐに拭き取ってください。

 

【3. 磨く際は、筋目に沿って行います】

表面に筋状のヘアライン(磨き方向)がある場合は、筋目に沿って平行に、均等な圧力で磨きます。逆方向や局部的に力を入れると、汚れが除去されにくくなるだけでなく、ヘアラインが乱れる可能性もあります。

 

【4. スポンジを使って磨きます】

粒子の大きなクレンザーや金属たわし、ナイロンたわしは避けてください。これらを使用すると表面を傷つける可能性があります。また、金属たわしの鉄分が付着すると、さびの原因にもなります。

 

【5. 重曹とお酢の組み合わせも有効です】

湿らせたスポンジに重曹を取って磨きます。その後、お酢を含ませたぬるま湯で拭きます。

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