ガス栓とガス機器の正しい接続方法

無理な接続はガス漏れ、火災等の原因になります

  • ○接続する場合には、ガス機器及び接続具の取扱説明書をよく読んでいただきその内容を理解し、
    ごみなどの異物がないことを確認して、確実に接続していただくことが大切です。
  • ○ガス栓とガス機器をガスソフトコードやガスコードで接続する場合は、必ず機器側をはじめに
    接続してください。
  • ○接続はサイズ(9.5mm・13mm)、接続形状にあったものをご使用ください。
  • ○接続具の外観に傷、ひび割れなどの異常がある場合は、取り替えましょう。
  • ○接続具はガス機器交換時には同時に取替え、再使用しないでください。
  • ○長期間ご使用になると経年劣化によりガス漏れの恐れがあります。

※ネジ接続は有資格者による施工が必要です。

機器の接続口がこのタイプのときは

ガステーブルコンロなど、常時接続する場合

ガスコンロ
ガスオーブン

一口ガスコンロなどを一時的に接続するなど常時接続しない場合

注1:器具用スリムプラグおよびホースガス栓用プラグは、ガス栓もしくはガス機器から一度とりはずすと
内部のゴムが変形することがあります。再使用しないで、新しいものとお取り替えください。

一口ガスコンロ

機器の接続口がこのタイプのときは

ガス炊飯器
ガスファンヒーター
ガスストーブ
ガス衣類乾燥機

スリムプラグタイプのときはガスコードで接続してください。
ゴム管や機器用ソケットなどを使用すると、ガス漏れ、火災等の原因になります。

ホースエンドにソフトコードを取り付けるときは

コンセントにソケットを取り付けるときは

  • ○ガス機器および接続具の接続時には、ごみなどの異物がないことを確認して、確実に接続してください。
  • ○コンセントガス栓(ガス栓用プラグ)にガスコード(ゴム管用ソケット)を取り付ける際には、カチッと音がするように確実に取付けてください。
  • ○ご使用の際は、きちんと差し込まれていることをご確認ください。正しく差し込まれていないと、
    ガス漏れ、火災などの原因となる場合があります。
  • ○接続していないときは、ガス機器や接続具のキャップをかぶせてください。
  • ○ゴム管用ソケットには、S型・L型の種類があります。ソフトコード・ゴム管用ソケットに無理な力が
    かからないよう適切な種類を選んで接続してください。
S型ソケット、S型ガスコード
L型ソケット、L型ガスコード

ゴム管は大丈夫ですか

  • ○ゴム管は、ガス機器の高温部(コンロの下など)に近接させないように接続してください。
  • ○ゴム管は適切な長さで使用してください。

  • ○ひび割れや固くなったものはお取り替えください。
  • ○ゴム管は赤い線までキッチリ差し込んでください。
  • ○ゴム管は必ずゴム管止めで止めてください。

使われていないガス栓にはガス栓キャップを

  • ○ガス栓
    ガス機器が接続されていないガス栓を誤って開けないでください。
  • ○ゴム管止め
    ゴム管が抜けないようにゴム管止めをご使用ください。
  • ○ガスソフトコード
    ガス用ゴム管は耐久性に優れたガスソフトコード(白色系)をご使用ください。
  • ○ガス栓キャップ
    使わないガス栓にはガス栓キャップをかぶせてください。
    ひび割れて固くなったものはお取り替えください。

使われていないネジガス栓にはプラグ止めを

不使用のネジガス栓には、プラグを取り付けてください。誤ってガス栓が開いた場合は危険です。

引出し型キャビネットご使用上の注意

ガスコンロ下の引出し型キャビネットを開閉する場合は、皿や鍋などの収納物がガス栓に当たらないよう
ご使用ください。
また、収納物がガス栓に引っかかった状態で無理に引き出さないようお願いします。